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LPSヒト経口投与試験

ヒト手術後疼痛の緩和

LPSはマクロファージを活性化する作用を持ちます。マクロファージは体のあらゆる組織に分布し、新陳代謝、創傷治癒、代謝調節、神経修復など、多様な作用に係っているがために、LPSの効果もまた多岐に渡ります。

ここでは、ヒトでの痛みに及ぼすLPSの作用について試験を行なった結果を報告します。

腹腔鏡下での胆嚢摘出手術において、麻酔施行しての手術中の2時間、3mlの10μg/mlLPS(パントエア菌LPS;IP-PA1)溶液を口腔内に保持させました(溶液は、手術後、スポイドにて回収しました)。また、手術終了後に2度の経口投与を行いました。その後、痛み止めの使用回数、睡眠の状態等により術後疼痛を調べました。対照群10名。IP-PA1投与群9名。その結果、対照群に比較してIP-PA1投与群で、疼痛が軽減される傾向が示されました。手術前と手術後に採取した血液から、βエンドルフィンの量を調べたところ、IP-PA1投与群でより強く誘導されていることが示されました。(βエンドルフィン:生物脳内で作られる鎮痛物質)

図1 プロトコール

図1

図2 LPSによる手術後疼痛の軽減

図2

Biotherapy. 8(3): 348-349 (1992) Chemical and Pharmaceut

※この記事は、当社の研究成果に関する学術的な情報を提供するものです。特定の製品の効能・効果を宣伝、広告するものではありません。解説者の許可なく、商業目的として転載することや、内容に変更を加えたり、複製を行うことを禁じます。

研究レポート 目次
LPS細胞実験
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その他
世界のLPS関連研究
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