自然免疫応用技研株式会社

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かげ

─2020年3月5日 食品化学新聞「話題の焦点」─

新型コロナウイルス予防にLPS!?
鼻や口腔に用いウイルスを排除

新型コロナウイルスの感染拡大は風評被害も重なり、企業活動にも大きな打撃を与えている。マスコミの過剰とも言える報道合戦がマスクやトイレットペーパー騒ぎに拍車をかけている面もぬぐえない。コロナウイルスは風邪の原因ウイルスで、これまで6種類が知られていた。そのうち4種類は軽い風邪のウイルスで、他に蔓延したものとしてSARSやMERSがあり、新型コロナウイルスは7種類目になる。国立感染症研究所HPによると、主に呼吸器に感染し、病原性はMERSやSARSより低いレベルと考えられている。

折から、自然免疫制御技術研究組合の稲川裕之本部長が「LPS粘膜摂取による新型コロナウイルス予防効果の可能性」について発表した。稲川氏は、自然免疫とウイルスとの攻防が重要なカギを握っている。ウイルスが気道に侵入し、上皮細胞に入り込む感染初期の段階、つまりまだ症状が現れていない状態でウイルスが排除されれば、発症せずに治癒する。マクロファージは自然免疫の中心的な細胞として、抗体やキラーT細胞などの獲得免疫が成立していない初見のウイルスに対しても、異物と識別して排除する。しかし、マクロファージが弱っていると排除されるよりもウイルスの増加が優勢となり、諸症状が現れ発症に至る。厚労省HPでも新型コロナウイルスの重症化リスクの高い人として、高齢者・基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患等)、透析を受けている人、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている人が示されている。これら疾患にはマクロファージの機能低下が関与することが報告されている。マクロファージの機能が低下している人は感染リスクが高いと推測される。

稲川氏らは早くからマクロファージの貪食能を高める機能性食品として植物共生細菌由来のポリサッカライド(LPS)に注目し研究を重ねてきた。中でもパントエア菌由来のLPSの効果を種々発表してきた。今回、このLPSを鼻腔内に塗る、もしくは舌下錠としても用いることで予防効果につながる可能性があるとしている。LPSの粘膜投与(口や鼻)はウイルス粒子に直接的に結合して不活性化する働き、免疫細胞の結合してI型IFNを誘導してウイルスを排除する働きなどがあり、今後の展開に要注目である。

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