コロナに効く食べ物?免疫力を高めおすすめ食材とは

まだまだ不安が続くコロナ禍。

感染が広がり始めた頃は、コロナに効く食べ物として納豆やヨーグルトの売り切れが続いたこともありました。

コロナに効くといわれる食べ物は本当にコロナに効くのか、他にはどんな食材が私たちの健康に役立つのかをここで学んでいきましょう。

新型コロナはどうやって感染する?

2020年始め頃から、中国・武漢を皮切りに世界中で広まった新型コロナウイルス。

まだ確実な治療方法やワクチンが開発されず、感染に対して日々不安を感じている人は少なくないと思います。

そもそもこの新型コロナウイルスは、どのように感染が広がっていくのでしょうか。

飛沫感染

感染者の咳・くしゃみ・会話などによる唾液の飛沫とともにウイルスが放出、それを別な人が吸い込むことで体内に入り感染します。

接触感染

感染者が咳やくしゃみを手で押さえた後、その手で周囲のものや人に触るとそこにウイルスが付着。それを触った人が顔に触れるなどして目や鼻、口といった粘膜を通して感染します

ものの表面に付着したウイルスは、時間が経てば(おおよそ24〜72時間程度)壊れてしまいます。

症状の特徴

コロナウイルスの潜伏期間は1〜14日(多くは5、6日)といわれています。

発症すると、長期間の発熱や咳、強い倦怠感といった通常の風邪やインフルエンザと同じような症状がでます。症状の出方は個人差が大きく、人によっては味覚の異常や匂いがわからないといった症状を訴える人も

多くの人は感染しても無症状ですが、免疫力が低下している人や持病を持っている人は重症化しやすいともいわれています。

コロナを予防する方法

ワクチンや治療法が確立していない新型コロナウイルスの脅威を防ぐのは、とにかく感染しないよう予防することが大切です。主な予防方法は以下のようなものです。

三密を避ける

密集・密接・密閉が考えられる場所や状況を避けることがコロナの感染予防に役立ちます。

多くの人が密集するような場所(狭い飲食店や通勤時間帯の公共交通機関など)を避けられない場合は、必要以上の会話を避け十分に換気を行うことが大切です。

こまめな手洗い・消毒

石鹸で15秒以上ていねいに手を洗うことで手に付着したウイルスを流します。

手が洗えないときは、アルコール消毒を行うことでも十分対策となります

マスクの着用

周囲からの飛沫感染を防ぎます。また、自身の咳エチケットの向上や必要以上に顔の粘膜付近を触るのを防ぐのにも役立ちます。

万が一自分が感染していた場合、周囲に感染を広げないためにも日常的な着用がすすめられています。夏場の日中など体調不良が考えられる場合は無理せず外すようにしましょう。

身体的距離の確保

人と人との距離を2m以上確保することで感染の確率を下げることができます。

屋内、屋外問わずできるだけ距離を保ち、必要以上の接触も避けましょう。

不要・不急の外出を避ける

自分が感染しないためにも、周囲に感染を広げないためにも、外出の頻度は必要最低限に控えましょう

ウイルスの感染から私たちの体を守るのは免疫の力!

上記に挙げてきたコロナの予防法は、私たちの体の外側で行うものでした。

しかし、目に見えないコロナウイルスは、いくら予防をがんばっていても私たちの体内に入ってきてしまうことも考えられます。

感染の危機にさらされたとき、私たちの最後の砦となるのが免疫の力。

免疫のはたらき

免疫とは、体内に入ってきた細菌やウイルスといった侵入者に対し、攻撃して排除する抵抗力のこと。

目や鼻、口といった粘膜部分には粘膜免疫が備わり、外からの侵入者を阻みます。

粘膜免疫を通り抜け体内に入ってきた侵入者には、免疫の働きで感染から体を守ります。

自然免疫と獲得免疫

免疫には自然免疫と獲得免疫の2種類があります

自然免疫は侵入者の種類を問わず直ちに相手を捉えて攻撃します。獲得免疫は、これまでの戦いから得たデータをもとに相手を確実に見極め戦うもの。

免疫が侵入者と戦っているとき、発熱や下痢といった症状が出ることがありますが、これは熱に弱いウイルスをやっつけたり、体外にいち早く排出するための働きです。

免疫は弱体化する

免疫の力は、加齢や疲労、ストレスなどの影響で弱まることがあります。

そうすると普段はなんでもないような影響力のウイルスに勝てず症状が悪化する可能性も。私たちが元気に毎日を過ごすためには、免疫力を保つことや活性化することが大切になるのです。

注目の成分!免疫ビタミンLPS

近年注目されている成分が、免疫ビタミンとも呼ばれるLPS(リポポリサッカライド)です。

このLPS、どんな働きをするのかというと…

LPSの働き① 免疫細胞マクロファージの活性化

食作用によって体内に侵入した細菌やウイルスを食べて消化、死滅させるはたらきをもつマクロファージ。

マクロファージの表面には、さまざまな物質と結びつくためのレセプター(受容体)が存在します。そのレセプターのうちのTLR4がLPSと結びつくと、細胞内の核にシグナルが伝達され活性化。それによって、より強力に侵入者の排除を行います

LPSの働き② 血流を改善に導く

マクロファージを活性化させると、血流の改善にも役立ちます。

一酸化窒素には血管拡張作用があるのですが、マクロファージには一酸化窒素を作る働きがあります。活性化したマクロファージは一酸化窒素をよりたくさん作るので、血管内が拡張され流れも良くなり血管内の掃除も行われます。

LPSの働き③ 肌荒れの炎症を抑える

LPSはマクロファージのみならず、皮膚表面のケラチノサイトにもアプローチし、肌荒れの炎症を抑える効果も期待できます。

傷や炎症によるダメージからの回復を早め健やかな皮膚環境へと導きます。

LPSは食事で取り入れる

免疫力アップが期待されるLPSのはたらき。

LPSはヒトの細胞で作れないため、食事で取り入れる必要があります。

サプリメントで効率的に摂取する方法もいいですが、LPSは毎日の食事で取り入れることが可能な成分。いったいどういった食材にLPSがたくさん含まれているのか、以下からチェックしていきましょう。

コロナに効く食べ物?免疫力アップにおすすめな食材

1食で野菜をたっぷりと摂れる

毎日の食事によって自分の免疫力を高めることで、コロナにかかりにくい、万が一かかっても早期回復が見込めます

どんな食材がコロナの予防に役立つのでしょうか。

免疫力活性化!LPSが豊富な食べ物

LPSは細菌の構成成分の1つでもあり、細菌類がたくさんいる土の中に多く含まれています

玄米

お米の外側にある糠や胚芽の部分にLPSは多く存在します。そのため、お米を食べるなら精製された白米よりも玄米を選ぶのがベター。

レンコン、ジャガイモなどの根菜類(皮付き)

土の中で育つ根菜類は、LPSが多め。特に皮の部分にはLPSが多く残っているのでなるべく皮をむかずにいただくようにしましょう。

めかぶ

海藻類もLPSの含有量が多く、特にめかぶは群を抜いています。

LPSだけでなくフコイダンも免疫力を高めるとして注目されている成分です。

ほうれん草

根菜類に多く含まれるLPSですが、ほうれん草にもLPSがたくさん含まれています。

よりたくさん摂取したいと考えるなら、有機栽培や無農薬といった、より自然に近い形で作られたものを選ぶのがおすすめです。

外敵をブロック!粘膜を強くする食べ物

粘膜免疫を高めることも元気な毎日を過ごす上で必要。

粘膜を通して感染する危険性があるコロナウイルスのみならず、アレルギー症状の緩和にも役立ちます

人参

人参に多く含まれているビタミンAは粘膜の元となる栄養素。これが不足すると粘膜が弱くなり外側からの刺激に弱くなったり、細菌やウイルスの侵入を簡単に許してしまいます。

マグロ

マグロに含まれるオメガ3は、炎症が起きにくい強い粘膜細胞の材料になるといわれています。マグロだけでなくサケにも豊富に含まれています。

免疫の重要拠点!腸内環境を整える食べ物

ヨーグルト

ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌が豊富なヨーグルトは、腸内環境を整えます。LPSほどではありませんが、免疫細胞を刺激し活性化せる働きも期待できるので、免疫力アップに役立ちます。

納豆

納豆に含まれる納豆菌は整腸作用があります。大豆オリゴ糖によって善玉菌をサポートし生き生きした腸内環境へと導きます。

バランスの良い食事でおいしく健康的な毎日を

コロナに効く食べ物といわれると、ついついコロナを治してくれるような期待をしてしまいますが、残念ながらコロナを治す食べ物という意味ではありません。また、それさえ食べていればコロナにならないというものでもありません。

あくまでも、コロナにかかりにくい健康で免疫力の高い体づくりに役立てるための食べ物であるということを認識しておきましょう。

情報を極端に捉ないよう気をつけつつ、栄養バランスを考えた食事をしっかり摂ることが大切です。

LPS(リポポリサッカライド)って?

LPSとは、グラム陰性細菌に分類される細菌の外側に付着している物質です。体内に侵入したウイルスや細菌などの異物を食べて排除する細胞「マクロファージ」を活性するなど、免疫機能に良い影響をもたらし、病気に負けない健康的な体づくりに役立ちます。また、肌の免疫機能にも作用するため、美容にも嬉しい物質として注目されています。

LPS配合商品

LPSは土の中などに存在するため、野菜や穀物、海藻類などに豊富に含まれています。しかし、農薬などによって細菌が取り除かれるとLPSも少なくなってしまうため、近年食事から取り入れられるLPSはどんどん低下していると言われています。そのため、サプリメントを利用したり、肌への効果を期待する場合は化粧品などを利用したりするのがおすすめです。

やさしいLPS編集部

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やさしいLPS編集部

食用植物に共生するパントエア菌由来の“免疫ビタミン”LPSを提供する自然免疫応用技研株式会社です。当サイトでは、自然免疫、マクロファージ、LPSに関する情報と、当社の活動をお伝えします。

LPSとは?4コマ漫画で解説 arrow_upward